料飲サービス部門 矢部昌弘さん
沼田町の中心部から車で15分ほど走ったところに、ほろしん温泉ほたる館という温泉施設があります。
そこの料飲サービス部門で働く、入社1年目の矢部昌弘さんにお話しを聞いてみます。
埼玉県出身の矢部さんは、幼い頃からお父様の影響で渓流釣りなど自然の中でのアクティビティを楽しんでいたことから、自然が身近にある環境への憧れがあったそう。
その後、アイヌ文化にも興味を持ち、いつか大自然のある北海道で暮らしたいという思いを抱き続け、8年前に道東の弟子屈町へ移住。
そこで出会った奥様の出身地である沼田町に3年前に移り住み、穀物乾燥プラントの修理の仕事を経験した後、ほろしん温泉に転職しました。
「前職は出張が多く、大きい工事がある際には数ヶ月にわたり家を空けることがありました。2人の子どもがいるので家族と過ごす時間を大切にしたいと思い、沼田町内で出張のない仕事を探してこの職場を見つけました」
矢部さんは今まで道の駅のスタッフやネイチャーガイド、農業など様々な仕事を経験してきましたが、レストランなど飲食サービス関係の仕事は初めてとのこと。
「レストランではオーダーを受けて食事の配膳をしたり、ホテルでは宴会のセッティング、他には町内のクリニックへのお弁当の配送まで、仕事内容は幅広いです。宴会から法事まで様々なお客さんがいるので、毎回仕事の中で気づきがあり、面白さを感じています」
職場には20代から50代の先輩がいて、わからないことはすぐに教えてもらえ、失敗してしまってもフォローを入れてくれるそう。
「楽しくて気さくな先輩が多いんです。接客担当の先輩たちだけでなく厨房の人もフォローしてくれることもあり、とても助かっていますし心強いです。私自身も未経験からのスタートでしたので、経験がなくても大丈夫ですよ」