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COMPANY PROFILE

沼田町特別養護老人ホーム 旭寿園

沼田町特別養護老人ホーム 旭寿園

町が運営し、公務員として働ける施設。
「沼田町らしい介護」がありました。

家族の姿がきっかけで介護の道へ。

介護スタッフ 南部駿人さん

特別養護老人ホーム旭寿園で働く職員さんにお話しを聞いてみます。新十津川町出身の南部駿人さんが介護の仕事に興味を持ったのは高校生の頃。認知症の祖母と一緒に暮らすようになり、介護というものが身近になったそう。
「進行していく認知症の症状に戸惑うことがあったのですが、その後デイサービスに通うようになってから祖母の症状が良くなってきたんです」
そのような祖母の姿や、ご両親が福祉に携わる仕事をしていたこともあり、滝川西高校を卒業後、栗山町にある北海道介護福祉学校に進学した南部さん。
現在入職して3年目、職場ではまだまだ若手です。
「入職してすぐは、先輩1人に付いてマンツーマンで教えてもらい、困ったことや不安なことを気軽に聞くことができました。職場の雰囲気が良く、失敗したことがあっても『こうやったら良くなるのでは?』と教えてくれるので、怒られるだけでオシマイって感じじゃないんです。すごく前向きな気持ちにさえてもらえました」
施設内ではスタッフ同士が笑顔で会話している様子が度々見られます。
「利用者さんのことを中心に考え、勉強熱心な先輩が近くにいるので、一緒に働きながら自分も知識がつきスキルアップできるのが、本当に楽しいです」

  • 介護スタッフ 南部駿人さん
  • ご利用されている方に合わせた介護を行います。

仕事もプライベートも充実した日々。

「介護の仕事はやりがいのある仕事、人と関わる仕事なので『これが正解』って答えがないのが大変ですけど、ありがとうと感謝されることや、自分の行った介助で笑顔を見せてくださったり、自分を頼ってくださることに喜びを感じます」と南部さん。
旭寿園は高齢の方が多く、ここで長く暮らす人が大半を占めています。中には離れて暮らす家族になかなか会えず、不安な気持ちになる利用者さんも。
「共感しつつお話を聞くと、涙を流されながら『ありがとう、聞いてくれて嬉しかったよ』と、落ち着かれることもありました」
介護の仕事は、大変そうと思う人も多いのですが、仕事について話す南部さんの顔は活き活きとしていました。
「必要とされる」ということを身近に感じられるのが、介護という仕事の醍醐味かもしれません。
旭寿園では夜勤もあるそうですが、休み希望を出すことが可能で、早番にしてもらいたいなどの希望もできる限り聞いてもらえるそう。
「休みの日は近くの温泉に行ったり、趣味が釣りなので留萌の海へ行ったり、長期の休みがある時は釧路や斜里までいくこともあります」
介護の仕事に就くきっかけになった祖母は現在も自宅で暮らしており、実家に帰ると仕事で学んだことを活かすことができているとのこと。
家族への想いが仕事につながり、プライベートも好きなことに邁進した日々を送る爽やかな青年の姿がそこにはありました。

  • 笑顔と笑いの絶えない施設です。
  • 日報を書いたりなど、書き物をすることも多いです。

最初は知り合いがいなかったけど、
今は繋がりなら負けません!

介護スタッフ 佐々木恵里さん

入職して7年目の佐々木恵里さんは、士別市出身。
剣淵高校で介護福祉士の国家資格を取得して旭寿園に就職しました。
最初、沼田町には知り合いがいなかったと話されましたが、同町の30歳以下の人で構成される青年組合に所属し、現在は副部長を務めています。
他にも農家や商工会といった様々な職種の人たちで作られた地域おこし団体にも入り、お祭りやハロウィンイベントなど積極的に参加。
「仕事が休みの日でも地域の活動をしているので周りに心配されます」と笑顔で話す佐々木さん。
その行動力には驚かされますが、持ち前の明るい性格で地域の人と繋がる場へと踏み出す事が出来たのだとか。
「高校時代にいい先生や友だちに恵まれたことにより、『人生楽しく生きないともったいない!』と考えるようになりました。学生から社会人としてデビューと初めての一人暮らしで大変なこともあったけど、今は仲間がいるから頑張れるんです」
町の中にはお酒の飲める飲食店がたくさんあり、そこでお友だちやお店のママとの会話を楽しんでいるそう。
「ここに来てすぐはお酒を飲めなかったのですが、こういう楽しみ方もできるようになりました」
常に笑顔で語る彼女は、新天地の沼田町で暮らすことという楽しみも見つけたようでした。

  • 介護スタッフ 佐々木恵里さん
  • 車椅子をご利用の方には目線を下ろしてお話しします。

利用者さんに「なんで知ってるの?」と驚かれます!

介護の仕事の中で心がけているのが、利用者さんの情報を記憶するということ。
「誕生日やお孫さんの名前を覚えていることによって、会話が増えるんです」と佐々木さん。
「利用者さんの日々の生活をよく見て知ることで、ご家族の方にもすごく信頼していただけるようになりました」
自分の大切なお父さんやお母さんの介助をしてもらうのに、知らない誰かが行うのではなく「佐々木さんだから安心」という顔の見える介護を意識的に続けて来たそう。
しかし、佐々木さんも最初からできた訳ではなく、入職から5年ほど経って利用者さんの家族とのコミュニケーションを密に取れるようになったとのこと。
「長く続けて来たから見えるようになった世界があります。介護業界に就いてすぐ辞めてしまう人の話も聞きますが、すごくもったいないですね」と話される。
「ここでは他職種のスタッフともコミュニケーションを取りやすく、看護師の専門的な知識を教えてもらうことや『あの関わり方とてもよかったよ』と仕事を評価してもらうこともあります」
母校の高校から依頼されて講師を務めたり、医療のことを学んだりと勉強熱心な佐々木さん。
今後はケアマネージャーの資格取得を目標としており、利用者さんや家族の相談援助ができるようになりたいという熱い気持ちは、自分のためではなく、この施設で暮らすみんなのため!という気持ちが伝わってきました。

  • 「後輩、頑張るんだぞ!」のシーン(笑)。
  • 若い職員もたくさん働いています。

公務員として介護職に就ける安心感。
沼田町だからできる介護。

園長 森田秀幸さん

旭寿園の園長を務める森田秀幸さん。
どんな施設なのか、どんな働き方ができるのか、どんな人材を採用しているのかを聞いてみました。
「当園は『特別養護老人施設』として最大80名の方がお住まいになっています。終の棲家になる方も多いので、本当に自分の家のように不自由なく過ごしていただくことが目的の施設です。働く上で最大の特徴は『介護に特化した公務員』として働けるというところです。その点はすごく安心できる要素ではないかと思います。公務員であるため、町内で異動になる場合もありますが、町の各介護施設には、それぞれ特徴があるので、いろんな知識や経験を積むことができるのもポイント。ご利用される皆様にとっても、町営で多くの施設と連携していることにもメリットがありまして、例えばデイサービスに通っている方が、養護老人施設の和風園でショートステイを利用されたり、最終的にこちらの特別養護老人施設に入所されたりするなど、各施設での情報を共有できるのも、利用される方には安心できる要素だと思います。沼田町は大きなまちではありませんが、だからこそできる介護の仕事があると思っています。新卒採用から中途採用、臨時職員さんなど、状況に応じて募集を行いますが、資格の有無や経験よりも、沼田町のことを、入所されているみなさんのことを、そして一緒に働くみんなのことを好きになってくれて、イキイキと仕事をしてくれる方をいつもお待ちしています」

PHOTO GRAFFITI

  • こちらは広いみんなが集まれるホールです。
  • 事務職の方、看護師さんなど、いろんな人がいます。
  • 働いて良かったって思える利用者さんにも出会えます!
  • 車椅子を押すのもお仕事のひとつです。
  • 自然と手と手を合わせることも日常になってきます。
  • 暮らしを支えるという使命感に溢れた日々を送れます。

この企業の求人情報

企業情報

沼田町特別養護老人ホーム 旭寿園

住所
〒078-2201 北海道雨竜郡沼田町旭町3丁目5番25号
電話
0164-35-2611
事業内容
特別養護老人ホーム
URL
https://kyokujyuen.wixsite.com/numata

沼田町特別養護老人ホーム 旭寿園