介護スタッフ 南部駿人さん
特別養護老人ホーム旭寿園で働く職員さんにお話しを聞いてみます。新十津川町出身の南部駿人さんが介護の仕事に興味を持ったのは高校生の頃。認知症の祖母と一緒に暮らすようになり、介護というものが身近になったそう。
「進行していく認知症の症状に戸惑うことがあったのですが、その後デイサービスに通うようになってから祖母の症状が良くなってきたんです」
そのような祖母の姿や、ご両親が福祉に携わる仕事をしていたこともあり、滝川西高校を卒業後、栗山町にある北海道介護福祉学校に進学した南部さん。
現在入職して3年目、職場ではまだまだ若手です。
「入職してすぐは、先輩1人に付いてマンツーマンで教えてもらい、困ったことや不安なことを気軽に聞くことができました。職場の雰囲気が良く、失敗したことがあっても『こうやったら良くなるのでは?』と教えてくれるので、怒られるだけでオシマイって感じじゃないんです。すごく前向きな気持ちにさえてもらえました」
施設内ではスタッフ同士が笑顔で会話している様子が度々見られます。
「利用者さんのことを中心に考え、勉強熱心な先輩が近くにいるので、一緒に働きながら自分も知識がつきスキルアップできるのが、本当に楽しいです」