INTRODUCTION企業紹介

COMPANY PROFILE

ハイテクインター株式会社

ハイテクインター株式会社

北海道から全国へ届ける
ICTの最先端が沼田町にあります。

ゼロからはじめるエンジニアへの道

テストエンジニア 臼井美理さん

東京に本社を構えるハイテクインター株式会社は、産業用通信機器のプロフェッショナル。
同社代表取締役 旦尾紀人社長が北海道札幌市のご出身で、北海道のためになることがしたいとの思いから、情報通信機器、映像機器、無線機器の開発と検証をおこなうテストセンターを2016年沼田町に開設しました。このテストセンターでお話しをうかがいます。
はじめに迎えてくれたのはテストエンジニアとして働く入社4年目の臼井美理さん。
高校卒業後すぐに働きたいと思っていた臼井さんは、パソコンに興味があったことから高校時代、情報ビジネス科を専攻していました。
「卒業後は就職を考えていて、進路指導の先生に相談したところ、沼田町にIT企業があると紹介してもらったのが当社でした。地元で、しかも興味のある業界だったので、応募することにしました!」
まだあどけなさも残る笑顔でそう答えてくれました。パソコン好きの臼井さんですが、実際に入社するまではエンジニアの仕事については、よくわからなかったそう。
「パソコンは好きでしたが、特に資格などは持っていなかったので、エンジニアとしての仕事や知識は全て入社してから教えてもらいました。私の場合、入社後1カ月間、東京で研修を受けて、5月から沼田に配属されました。仕事は本当に知らないことばかりで、あとIT業界は英語表記が多くて驚きましたね(笑)」
英語表記とは!語学力も必要なお仕事なのでしょうか。
「いえ、みんな近隣の高校を卒業したごく普通の人ばかりです(笑)。最初はまさかこんなに英語が出てくるなんてとビックリしましたが、困った時は先輩が助けてくれるし、今は便利なツールがたくさんあるので大丈夫ですよ!」と、とても楽しそうに仕事のことを話してくれるのが印象的でした。

  • 沼田町出身の臼井さんは地元で働きたいな〜と考えていたそう。
  • 一般の家庭にあるものより産業用は耐久度が高いんです。

テストエンジニアの第一歩

同社では優良な製品を海外のメーカーから入手し、独自のプログラムと充分な検証を重ね、日本国内で問題なく、快適に使用できるよう認定を取得しています。
臼井さんはその海外仕様の製品テストと、日本版説明書を作成するため、英語に触れる機会も多いのだとか。
「覚えることはたくさんありますが、最初は先輩が教えてくれて、次に一緒にやってみて、それから一人でやってみるというように、ステップを踏みながら進めてくれるので、安心して取り組めます。最近はお取引先様に同行するなど仕事の幅が広がりました!」
臼井さんに仕事を教えている田中宏樹さんも、高校新卒者として入社し、今はテストエンジニアとして働く傍ら、新人教育も担当しているそう。同じ境遇の先輩がいるというのも頼もしいのだと臼井さんは話してくれました。
「私自身は主に通信機器の耐久性などを検証しています。お客様が使用するだろう環境を想定し、複数のチェック項目で異常がないことを検証して、きちんと動作確認したものを納品します。その製品取扱説明書も私が作成しているんですよ」
初めて作った取扱説明書を見せていただくと、とても見やすく構成されていて、利用される方にわかりやすく伝えたいという、臼井さんのやさしさを感じます。

  • 各機器の耐寒テストもあります。
  • 仕事にパソコンは必需品です!

地元で出会えた理想の働き方
「まちの未来を創りたい」

エンジニアというと残業が多いというイメージもありますが、働きやすさはどうなのでしょうか。
「仕事が大変な時期もありますが、残業はほとんどなく、休みもあるので、すごく働きやすいなって感じています。私は趣味でバレーボールをやっていて、週2日の練習の他、週末は大会で遠征するなど結構本気でやっているので、仕事しながらバレーもできるこの環境は理想どおりでした!一緒にバレーを楽しめる方もお待ちしています!」
バレーボールの話になると熱くなる臼井さん。小さな頃からバレーボールを続けていて、同じチームにはご家族や元実業団選手もいるなど、チームワークの良さが魅力と話します。
そんな臼井さんにとって仕事が楽しいと思う瞬間や、これからについて聞いてみました。
「今は自分でできる仕事が増えてきたので、それがすごく嬉しいです。あと、自分が検証した製品を実際使用している現場を見られた時、すごく嬉しくて充実しているなぁって感じますね!まだまだ夢を描いているような段階ではありますが、私の暮らしている沼田町はもちろん、近隣のまちも含めて、自社の技術で未来を創ることに関わっていきたいと思っています。これからどんどん技術も進化すると思うので、まちに必要なものを提案できるようになりたいです!」
生まれ育った地域の未来を考える臼井さんのこれからがとても楽しみでなりません。

  • 事務所のみんなでハイチーズ!
  • ここ数年は映像関連のニーズが非常に多いんだとか。

経験の有無よりも大切なのは好奇心

北海道テストセンター所長 稲屋博志さん

続いてテストセンター所長の稲屋博志さんに、ハイテクインターの事業についてお話をうかがいました。
「私共はお客様の要望にそって、トータル的なシステム構築をおこなっているため、大手通信社のほか、省庁や自治体、高速道路の管理システムなどにもシステム提供しています。また、2020年東京五輪開催に向けた映像通信分野でも、弊社のネットワークカメラの通信システムや、無線LANアクセスポイントを電源工事なしで設置するシステムが利用されています。もちろんここ沼田町でも公衆無線LANシステムに使われるなど、幅広いニーズにお応えしています」
そういった技術開発も全て沼田のテストセンターでおこなっているのでしょうか?
「ここには開発プログラマー2名、テストエンジニア2名、そして私の計5名が常駐していますが、東京の本社に開発本部があるため、連携しながら仕事をすすめています。今のテストセンターは仮事務所ですが、将来的には沼田町内に新しいテストセンターを建設予定なので、ここで働くスタッフも増やしていこうと考えています」
最後にこれからどういった方に来ていただきたいかうかがいました。
「弊社では高校新卒者と中途採用のいずれかで採用しています。高校新卒者の方はまっさらな状態から育てていきますが、きちんと教えていくので安心してください。また、中途入社はどちらかというと即戦力ではありますが、好奇心があって、なんにでも興味を持って取り組める人なら大丈夫です。これは高校新卒者の方も同じですね」新卒者をゼロから育てていく仕組みがしっかりできているところが、これから入社を考える方にとっても嬉しいですね。
「私たちの仕事は常に進化し続けるため、状況に合わせた変化を楽しんで、わからない仕組みがあった時に『どうなっているの?』と疑問に思える人は伸びていけると思います。エンジニアって理数系の大卒のみと思われがちですが、数学が得意じゃない人もたくさんいるので、興味を持って楽しんでくれる方をお待ちしています!」

  • 稲屋さん、出身は北海道ですが、ここに来る前は東京本社におりました。

PHOTO GRAFFITI

  • 「臼井さんがいるので心強いです!」と先輩の田中さん。
  • 事務所には映像モニターがたくさん!
  • バレーが大好きな臼井さん。体力には自信あり!?
  • 「これが私の作った取扱説明書です!」と笑顔で見せてくれました。
  • 現在開発中の狩猟用センサーなんだとか。
  • 仮事務所ではなく、近々、沼田町にテストセンターを建設予定です。

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ハイテクインター株式会社

住所
【本社住所】
〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-28-6いちご西表参道ビル
【北海道テストセンター】
〒078-2202 北海道雨竜郡沼田町南1条3丁目5番21号
電話
0164-34-6210(北海道テストセンター)
事業内容
■情報通信・映像機器の企画・開発業務
■情報通信・映像機器の輸入・販売・サポート業務
■情報通信・映像システムの構築・設置設定・保守管理業務
URL
https://hytec.co.jp/
代表者
代表取締役 社長 旦尾 紀人
創業
1998年11月12日

ハイテクインター株式会社